エレクトロスウィングを作りたいけれど、
「どの音源を買えばいい?」「何から揃えるべき?」
と迷う方は多いはず。
ここでは、エレクトロスウィング・ジャズ専門の音楽クリエイターである私が実際に使ってきた中から、
本当にエレクトロスウィング制作に役立つ音源・サンプルパックだけ を厳選して紹介します。
実際の制作例・現場感・使いやすさ・音の傾向 を盛り込みながら解説するので、
これを読めば「どれを買うべきか」が一本の道として繋がります。
著者の作品や提供楽曲等が気になる方はこちらから確認できます↓
🔰 まず最初に買うべき “総合音源”
Gypsy Jazzy(UVI)
エレクトロスウィング制作を始めるなら、まずはこれを買っておけば正解です。
✔ 収録楽器
- アコースティックベース
- アコーディオン
- ジプシーギターバッキング
- バイオリン
- サンプリング音源(1930年代の雰囲気あるサンプリング音源から現代ビートまで)
ほぼ “エレクトロスウィングに必要な土台” が全部入っており、まずはこれを導入して、足りない部分を後から追加していくのがおすすめです。
「スウィングの世界観 × 使いやすいソフトウェア音源」という唯一無二の存在。
日本のみならず海外のクリエイターもよく使っている音源でよく耳にするのでエレクトロスウィングを作る上で必須アイテムと言えるでしょう。私自身もほとんどの楽曲で、この音源のどれかは必ず使っています。
🔥 今だけ “破格レベル” のセール中
通常 20,000円 → 4,500円(77%オフ)
今回の価格は 在庫限りの特価 のため、こうした大幅な割引は 本当に滅多に出ません。
在庫がなくなり次第終了となりますので、売り切れ前にご検討ください。 🏃♀️
🎧 サンプリング音源(Sample Pack)
Electro Swing Thing
世界で最も影響力のあるエレクトロスウィングレーベル
Electro Swing Thing が制作したサンプルパック。
プロデュースは、
“Hit the Road Jack (Electro Swing Cover)” 6000万再生の Wolfgang Lohr。
✔ 特徴
- とにかく“使える音”が多い
- ドラムフィルやリズムループのクオリティが高い
- 海外プロデューサーが実際に使用している音が手に入る
私も御用達で、特にドラムフィルはこのパックを使っている楽曲が多いです。エレクトロスウィングのあの音が手に入る代物です。
Electro Swing
1920年代の古い雰囲気を再現したブラスヒットや短いフレーズが入っており、
「古さ × キレ」を出したい時にめちゃくちゃ便利。
私の楽曲でよく使用している1920年代風の古い音色のブラスヒットはこちらのをよく使用しています。
Electro Swing 2
「Electro Swing」の続編。
こちらも非常に使える素材が多く、同シリーズで揃えると統一感が出ます。
TOTAL ELECTRO SWING
膨大な量のエレクトロスウィング専用サンプル。
✔ 特徴
- 個別楽器フレーズ(ブラス・ピアノ・アコーディオン)
- まるごとスウィングジャズ曲が収録されていおり楽曲冒頭のSE部分などで重宝します。
実際、私が作編曲したLily Mizusaki feat.T0Sの「Last Show Circus 」の冒頭の古いスウィングジャズ的要素もこのパックのサンプリング音源を使用しています。
🎺 ブラス音源
エレクトロスウィングの要となるのがブラスセクション。
ここは良い音源を選ぶほど楽曲のクオリティが跳ね上がるジャンルです。
■ Chris Hein Horns Pro Complete
BEST SERVICE / CHRIS HEIN HORNS PRO COMPLETE

私が使用しているブラス音源です。トランペット、サックス、トロンボーンはもちろん クラリネットやフルート、フリューゲルホルンなと様々な管楽器を収録していて キースイッチも充実しており満足して使用しています。
管楽器の音の特徴としては乾いた音で洋楽っぽさを感じされ、エレクトロスウィングとも相性が良いです。
購入した時は円高の2013年頃だったのでお手頃価格で手に入れることができましたが 今は10万ほどととても高く成ってしまったのがネックですが“鉄板クオリティ”です。
先ほど紹介したLast Show Curcusや「ステップはお静かに」もリフはもちろん楽曲全体このブラス音源を使用しています。
■ Vintage Horns
70年代レトロサウンドのホーンセクション。
太くて濃い音が魅力で、日本のエレクトロスウィング系クリエイターに愛用者が多い印象。
価格帯も手頃でコスパ優秀です。
■ Straight Ahead Jazz Horns
ジャズ特化メーカー Straight Ahead Samples が制作。
リアルなジャズブラスを再現しており、海外のエレクトロスウィングミュージシャンにも愛用者がいます。
価格は比較的手頃ですがクオリティが高い。
■ Session Horns Pro(Native Instruments)
Native Instruments / Session Horns

お手頃価格 × 安定のクオリティ。
初めてのブラス音源として選ぶ方も多い印象。
■ Swing More!!(ProjectSAM)
1950年代カートゥーンアニメのような“レトロでコミカルなブラス”を再現。
海外のエレクトロスウィングミュージシャンでも使っている人が多くよく聴く音です。
海外エレクトロスウィングの雰囲気に近づけたい人におすすめ。
🎻 ベース音源
■ Trilian(Spectrasonics)

Gypsy Jazzy にもアコースティックベースは入っていますが、
本格的なアコースティックベースのリアルさ では Trilian が圧倒。
私が編曲させて頂いた楽曲Anshelly「Room501」のイントロ〜A〜B のベースにも使用しています。
エレクトロスウィングで重要な “ウォーキングベースの表現” に最適。
🎹 ピアノ音源
■ Keyscape(Spectrasonics)

日本のエレクトロスウィングミュージシャンの愛用率が非常に高いピアノ音源です。
明るく抜けの良いピアノで、スウィングと抜群に相性が良いです。
■ Ivory(Synthogy)
Ivory / Synthogy
私がメインで使用しているピアノ音源です。
リアルなピアノらしい深みのあるトーンが魅力です。
■ Honky Tonk Piano
こちらはいわゆる 酒場ピアノ・ダンスホール風のホンキートンクピアノ を再現した音源です。
鍵盤のチューニングが微妙にズレた独特の“カラン”とした響きが特徴で、
エレクトロスウィングの レトロ・コミカル・カートゥーン感 を出すのに最適です。
私が作編曲した楽曲 「ステップはお静かに」 でもこの音色を使用しています。
🎛 シンセ音源
■ Serum / Serum2(Xfer Records)

エレクトロスウィングは生楽器の印象が強いジャンルですが、
実は シンセの存在がかなり重要 です。
中でも “必須” と言えるのが Serum / Serum2。
✔ Serumをおすすめする理由
- シンセベース、シンセリードで圧倒的な存在感
- 視覚的なUIで音作りがとても分かりやすい
- YouTubeで解説が多い(初心者にも強い味方)
- カスタムプリセットも豊富
- エレクトロスウィングクリエイターでも持っている人が多数
特に シンセリード(主旋律)とシンセベース では必ず使うと言っても良いほど定番のシンセです。
📌 正直、Serumは「買う→使う→成長する」タイプの音源です。
知識ゼロからでも触っているうちに音作りの理解が自然と深まります。
エレクトロスウィング含め、
HOUSE・FUTURE BOUNCE・DUBSTEP・EDM・LoFi など、
どのジャンルにも対応できるので、
「最初の一本」としても間違いなく優秀です。
Serum2をレンタルする
「買いたいけど、音作りできるか不安…」
「最初から4万円はキツい…」
そんな人のためにあるのが レンタルプラン です。
Serum2をレンタルをおススメする理由:
Serum2をレンタルをおススメする理由として以下の3つのメリットが挙げられます。
- 3日間の無料トライアルが可能(触ってから判断できる
- いつでも解約可能(気に入らなければ辞めるだけ)
- 月額1,500円で開始可能。(25カ月以降支払い不要。永久ライセンス化)
✔ 途中で使わなくなったらその時点で解約すればOK。
✔ 逆に、ずっと使うなら最終的に買い切りと同じ扱いになります。
| 方法 | 初期費用 | トライアル | 解約 | 永久化 | 向いてる人 |
|---|---|---|---|---|---|
| 通常購入 | 38,500円 | × | × | ◎ | すぐ本格導入したい |
| レンタル | 0円〜(1500円/月) | ◎ | ◎ | ◎(25カ月後) | 迷ってる人・学生 |
🎯 結論:損せず素早い導入を
「まずレンタル → 気に入ったら継続 → 最終的に買い切り化」
この流れが 一番リスクがなく、確実に音作りの基礎が早く身に付きます。
📦 その他のサンプリング音源について
エレクトロスウィング制作では、
今まで紹介した“専用パック”以外にも 多数のサンプル を使用しています。
具体的には:
- House系のキック
- Hiphop / Trap のドラムフィル
- ジャジーなトランペットオブリガード
- 現代的なビルドアップ音色
- NoisyなFXなど
「レトロ+現代のビート融合」
これがエレクトロスウィングの大きな魅力です。
そのため、幅広いジャンルの音を迅速に集められる
サンプルサブスク は、現代の制作環境ではもはや必須と言えます。
💳 サンプルサブスクを契約するメリット
サンプルサブスクを契約するメリットは主に以下の3つです。
✔ ① 月額 1,000円前後で大量のサンプルにアクセス
ジャンル問わず“必要な音だけ”試聴して選んでDLできます。
✔ ② 「ジャンルごとにパックを買い集める」必要なし!!
House、Hiphop、Jazz など複数ジャンルを揃えるのには本来かなり費用がかかります。
サブスクなら要らない音までついてくることは無いですし、圧倒的にコスパが良いです。
また月ごとに加算されるポイントは余れば来月以降に繰り越すことができますのでお金が無駄になるということもありません。
✔ ③ 最新サンプルが常に追加される
サブスク化させることの大きなメリットの一つと言えます。最新の流行に合わせた音がすぐ使えますので「サンプリング音源を買ったタイミングで新しい音源が出てしまった,,,,」ということもありません。
🌐 人気のサンプルサブスク
■ Loopcloud
私がメインで使っているサブスクです。(画像クリックでサイトに飛べます)
✔ 特徴
- サンプル量・質が非常に高い
- 楽曲のキーに自動で合わせて視聴できる
- 先述の“エレクトロスウィング系パック”もそのまま使用可能
- ブラウザ上でビートを組める
- プラグインとの連携も優秀
「サンプリング音色の充実度」を求めるならLoopcloudが最適。
今なら月額プランから開始すれば、14日間の無料トライアルが100ポイント分(1音色2ポイント)利用可能ですのででとりあえず14日間で気に入った音色だけダウンロードするのも有りです。
■ Splice
こちらも世界中で圧倒的人気のサブスク。
✔ 特徴
- Serumプリセットもダウンロードできる
- 人気クリエイターの独自パックが豊富
- EDM / Future Bass / Hiphop 系の最新音が強い
- インターフェイスが使いやすい
Loopcloudより若干サンプル量は劣るものの、
Serumユーザーには最強の相性。
📊 Loopcloud vs Splice 比較表(2025年版)
| 項目 | Loopcloud | Splice |
|---|---|---|
| サンプル数 | ★★★★★(最大級) | ★★★★☆ |
| Serumプリセット | ✕ | ◎(大量) |
| 使いやすさ | ◎ 既に購入したサンプリング音源も独自ブラウザ上で使える。 ブラウザ上でダウンロード前にビート組んで試せる。 | 〇 |
| 料金 | 月額約1,000円前後〜 | 月額約1,200円前後〜 |
| 特徴 | キー合わせ視聴、超大量サンプル | Serumとの相性抜群、最新EDM系が強い |
| おすすめ対象 | サンプル重視の人 | Serumユーザー・音作りしたい人 |
📝 どちらを選べばいい?(結論)
- サンプリングの質と量にこだわりたい → Loopcloud
- Serumプリセットも揃えて音作りもしたい → Splice
両方契約しているプロも多いです(私もそのひとり)。
・LoopCloud(下記画像クリックでサイトに飛べます↓)
🎩 まとめ:エレクトロスウィング制作で揃えるべき音源セット
必須パックをまとめると:
🔰 まず揃えるべき最低セット
Gypsy Jazzy(複合音源)
↓こちらの在庫限りの特別セールがお得!!🔥お早めにご購入を!!↓
Electro Swing Thing(サンプルパック)
🎺 次に追加したいセット
Vintage Horns / Session Horns Pro(お手頃おすすめブラス)
Electro Swing / Electro Swing 2(レトロ感強化素材)
TOTAL ELECTRO SWING(世界観拡張)
🎻 拡張セット
Trilian(本格アコベ)
Keyscape (本格ピアノ)
Honky Tonk Piano(レトロ要素)
🎛 シンセ
Serum / Serum2(シンセベース・シンセリード)
🌐 サンプルサブスク
Loopcloud(サンプル特化)
※画像クリックでリンクに飛べます↓
Splice(Serumプリセットも揃う)
この構成を揃えれば、
あなたが普段作っているような“本物のエレクトロスウィングサウンド”が再現できます。
エレクトロスウィングの作り方で定番コード進行を知りたい方はこちらの記事がおススメです↓
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