エレクトロスウィングの作り方|まずは押さえておきたい定番コード進行5選【初心者向け】【実例つき】

エレクトロスウィングを作ってみたいけど、「どんなコードを使えばあの雰囲気になるの?」と悩んでいませんか?
この記事では、プロ作曲家が実際に使用している定番コード進行5パターンを解説します。
ジャズの要素を取り入れた王道のスウィング感から、サーカス風・ハロウィン調の進行まで、
初心者でもすぐに“エレクトロスウィングらしいトラック”を作れる定番コード進行を5つ紹介します。

エレクトロスウィンングを作るのにおすすめのソフトウェア音源やサンプリング音源を知りたい方はこちらの記事がおすすめ↓

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① Ⅰm–♭Ⅶ–♭Ⅵ–Ⅴ(王道)

定番中の定番。エレクトロスウィングと言えばこれ。

スウィングジャズでも古くから使われている王道進行で、
「クラシカル×モダン」の両方を感じさせる安定感のあるサウンドです。

↓のサンプルはKeyをAmとしてAm-G-F-Eと鳴らしています。

実例:

DYCE IWASAKI feat. Lily Mizusaki 「BAD HATTER」

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Anshelly「Room501」

イントロ部分がこのパターンです。私が編曲しています。

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Jamie Berry ft. Octavia Rose「Delight」

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② Ⅰm–Ⅱ–Ⅴ–Ⅰm(ハロウィン/サーカス感)

ハロウィン感・サーカス感を出したいならこれ。

Ⅱのセカンダリードミナントが独特の怪しさを演出。
ミステリアスで幻想的な世界観を作るのにぴったりです。

↓のサンプルはKeyをAmとしてAm-B-E-Amと鳴らしています。

実例:

Lily Mizusaki feat. T0S「Last Show Circus」

こちらも私が作編曲しています。イントロ~Aメロがこの進行です。

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陽音アリア「Bloody Rabbit」

こちらも私が作編曲しています。イントロ~Aメロがこの進行です。ハロウィン感が出ていると思います。

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Fake Type.「Nightmare Parade」

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③ Ⅳ–Ⅲ–Ⅵm–Ⅰ(丸の内進行:歌モノに強い)

椎名林檎「丸の内サディスティック」で有名になった進行。
ジャズやブルース的な色気を持ちながら、キャッチーさも抜群。
“歌モノ・サビ映え”するエレクトロスウィングを作るならまずこの進行。

↓のサンプルはKeyをCとしてF-E-Am-Cと鳴らしています。

実例:

OR3O「Still Dancing」

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初音ミク・MEIKO「ジターバグ」

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Anshelly「Room501」

①でも紹介しましたがサビは丸の内進行です。

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④ Ⅰm–Ⅳm–Ⅴ(マイナー3コード)

シンプルな3コード構成。スウィングリズムとの相性抜群。

マイナー3コードのループで、グルーヴを出すタイプ。
“ダンスフロアで映える”強いリズムを作りたい時におすすめです。

↓のサンプルはKeyをAmとしてAm-Dm-Eと鳴らしています。

実例:

DELADAP「Make Swing Great Again」

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Musique Boutique「Take Me Higher」

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Anshelly「Lady Diamond」

こちら私が編曲しております。

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⑤ Ⅰm–♭Ⅵ–Ⅴ(または Ⅰm–Ⅰm(onⅤ)–♭Ⅵ–Ⅴ)

Ⅵ♭が加わることで、一気にエレクトロスウィング感が倍増
やや哀愁がありつつも、スピード感とキャッチーさを両立できます。

↓のサンプルはKeyをAmとしてAm-F-Eと鳴らしています。

実例:

Caravan Palace「Jolie Coquine」

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In-Grid – Kiki Swing

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Tape Five「Bad Boy Good Man」

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まとめ

今回は、エレクトロスウィングでよく使われる定番コード進行5選を紹介しました。
この5つを押さえておけば、様々なエレクトロスウィング楽曲を作成できるはずです。

コード進行を打ち込んでリズムをスウィングさせるだけで、
もう“あの雰囲気”が出てくるはず。

まずは1つ選んでコードからエレクトロスウィング楽曲を作ってみましょう。

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コードワークをしっかり学びたい方へ

コードを「知っている」から「使いこなせる」に変える最短ルートは、プロ講師から耳と理論をセットで学ぶことです。最近はオンライン完結のレッスンも増えています。

ただ、「上で紹介したコードがよく分からない」「理論がまだピンと来ない」という方は、まずこちらの本をおすすめします。
私が初心者〜中級者の頃に勉強で使っていた、特に役立った参考書たちです。
これらを読めば、今回紹介した「Ⅰm–♭Ⅶ–♭Ⅵ–Ⅴ」などのコード進行が、どんな理屈で響いているかが理解できるようになります。

・ギターで覚える音楽理論

ギターを弾く方には特におすすめの一冊です。
各章の例がタブ譜で紹介されているので、理論を弾きながら体感できる構成になっています。

ギターを弾かない方でも安心して読める内容で、図や解説が非常にわかりやすく、
「スケールやダイアトニックコードの仕組み」を“感覚で理解できる”ようになります。

私自身もこの本で初めて、理論書によくある「難解なスケール一覧」や「コードの羅列」が、
実際にどう音として繋がっているのかを具体的に理解できるようになりました。

理論に苦手意識がある方ほど、この本を読むと「なるほど、そういうことか!」と腑に落ちるはずです。

・コード作曲法 ~藤巻メソッド~

こちらはピアノをベースに解説された、コード理論の決定版とも言える一冊です。
藤巻メソッドでは各コードの「意味」や「役割」を丁寧に整理しており、
単なる丸暗記ではなく“なぜこのコードがここで使われるのか”を理解できます。

付属のDVDにはポッドキャスト風の音声解説が収録されていて、
通勤中や作業中にも聴きながら学べるのが非常に便利です。
繰り返し聴くことで自然に理論が定着し、コード感覚が身体に染み込みます。

私もこの本でコード理論の全体像を体系的に整理できました。

この2冊は私の音楽人生の中でも特に大切な教科書です。

現在は講師として理論や作曲を教えていますが、

今の基礎はすべてこの2冊で培った知識がベースになっています。

手っ取り早くコード理論をマスターするには

やはりプロから学ぶことが最短の道です。
私自身、作曲初心者の頃は独学にこだわってしまい、最初の1曲を完成させるまでに4年かかりました。

その経験から断言できます。
理論・実践・フィードバックを同時に学べる環境こそが、最も最速で効率的に自分の音楽を形にできる方法です。

詳しくは、私の音楽経歴や学びの経緯をまとめたこちらの記事をご覧ください。

今ではエレクトロスウィングやジャズを専門とした作編曲家としてお仕事をさせていただけるようになり、
本当にプロから学ぶことの重要性を痛感しています。

現在は自宅からでも受講できるオンライン音楽レッスンが増えており、非常におすすめです。
いくつかの人気スクールを紹介します👇

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学ぶことで、理論を“知る”から“使える”に変える一歩が確実に近づきます。