エレクトロスウィングは
「ジャズ由来のベース感」+「クラブミュージック的な低域処理」
この両方が合わさることで独特のグルーヴが生まれます。
この記事では、実際の楽曲でも使用している
エレクトロスウィング定番ベースパターン を具体例付きで解説します。
エレクトロスウィングやジャズを軸に活動する作曲家・アレンジャー・DTM講師。
楽曲提供、編曲、ミックス、イベント企画まで幅広く手がける。
携わったCMソングが山形県ふるさとCM大賞 音楽賞を受賞。
zensen、Anshellyとのコラボ楽曲「お洒落がしたいわ」はYouTube再生数45万回を突破。
アコースティックベース的アプローチ
① ルート+5度パターン
シンプルで使いやすく、
「ジャズ感」「上品さ」「安定感」 を出せるパターンです。
コードの ルート音と5度 を中心に構成します。
🎧 サンプル楽曲
🎧 ベースのみ
※PC内で確認したい方は、
MIDIデータと音声をダウンロードできます。
[ダウンロードはこちら]
■ 使用例
Anshelly「Lady Diamond」
このパターンは音数が少ないため、
ホーンやピアノのスウィングフレーズを邪魔せず
おしゃれで余裕のある空間 を作ることができます。
② ウォーキングベース
ジャズ由来の王道パターン。
4分音符主体でコード感をなめらかに繋ぐベース です。
🎧 サンプル楽曲
🎧 ベースのみ
※PC内で確認したい方は、
MIDIデータと音声をダウンロードできます。
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■ 使用例
Anshelly「Room501」Bメロ
Anshelly「お洒落がしたいわ」Bメロ
■ ウォーキングベースの構成方法
「ウォーキングベースってどう作ればいいの?」
という方向けに、コード進行 Cm → G7 を例に2パターン紹介します。
1️⃣ コード構成音のみで動くパターン
基本的には最初の音は必ずルートにし、
コードの構成音(ルート・3度・5度・7度)を中心に動かします。
Cm → G7 の場合の例


※PC内で確認したい方は、
MIDIデータと音声をダウンロードできます。
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2️⃣ 半音アプローチを入れるパターン
Cm → G7 の場合、G7に行く直前に
F# または A♭ に動くアプローチもよく使われます。


※PC内で確認したい方は、
MIDIデータと音声をダウンロードできます。
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この 「半音アプローチ」 は
ジャズ感・プロ感が一気に増す重要テクニックです。
EDM系シンセベース的アプローチ
エレクトロスウィングはクラブミュージックでもあるため、
シンセベースのアプローチ も頻繁に使われます。
音色は Serum などで作るシンセベースが定番です。
① ルート中心パターン
とてもシンプルですが EDM的ノリ がよく出ます。
よりクラブ寄りにするために
・サイドチェーンでキック時にベース音量を下げる
・キックに被らないよう裏拍中心でベースを打つ
といった手法がよく使われます。
🎧 サンプル楽曲
🎧 ベースのみ
🎧 ベースのみ(裏打ち)
※PC内で確認したい方は、
MIDIデータと音声をダウンロードできます。
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■ 使用例
② ドンクベース
ドンクベースとは
硬いアタック音+短く跳ねる低音 を組み合わせた
UKハードハウス系由来のベーススタイルです。
「ドンッ」というアタックが特徴なのでこの名前があります。
エレクトロスウィングでは
アップテンポでクラブ寄りのアレンジと相性抜群です。
🎧 サンプル楽曲
🎧 ベースのみ
※PC内で確認したい方は、
MIDIデータと音声をダウンロードできます。
[ダウンロードはこちら]
■ 使用例
Hell the poppin’「Ambisicious」
③ ポルタメントを活かしたベース
ポルタメントとは
音程が滑らかに次の音へ移動する効果 のことです。
シンセベースで設定でき、
音が「ニュルッ」と繋がるのが特徴です。
✔ 激しいベースライン
✔ 近未来感
✔ EDM寄りアレンジ
に最適です。
🎧 サンプル楽曲
🎧 ベースのみ
※こちらのベース音色・MIDI・音声データをダウンロードできます。
[ダウンロードはこちら]
■ 使用例
JACKMATE – JACK BET
まとめ
エレクトロスウィングでは
🎷 ジャズ由来のウォーキングやルート+5度
🔊 クラブ寄りのシンセベースやドンクベース
この両方を使い分けることが
「それっぽいグルーヴ」 を生むポイントになります。
ぜひご自身の楽曲にも取り入れてみてください。
独学で限界を感じてる方へ
✔「思ったようにカッコいい曲にならない」
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エレクトロスウィングらしい楽曲に仕上げるためには、音色選びやリズム、アレンジ、エフェクトの使い方などに、いくつかのコツがあります。
それを知らないまま闇雲に試行錯誤しても、思い描いているサウンドになかなか近づかないのは当然です。
私自身も、独学にこだわっていた頃は、4年間で完成させられた楽曲がわずか1曲しかありませんでした。
しかも、今振り返ると、とても人に聴かせられるような完成度ではありませんでした。
その後、先生のもとで正しいアレンジの考え方や楽曲制作のノウハウを学んだことで、音色やコード、リズムなどをどのように組み合わせれば、狙ったサウンドに近づけられるのかが分かるようになりました。
現在では、こうやってエレクトロスウィングを分析して作り方を解説記事を書いたり、 アーティストや企業への楽曲提供も行えるくらいになりました。
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